難病だからって、不幸でなくてもいいーPerfumeナゴヤドームコンサートで感じたこと
こんにちはこんばんは、ダニエルです。
先週、日帰り名古屋遠征してきました。
私の住んでいるところからは、高速バス３時間で名古屋着きます。寝てれば着く。
金額的にも、時間的にも、東京、大阪に行くのと比べると気軽に行けるのです。*1
モーニング食べて
ひつまぶし食べて帰る
という大充実の弾丸遠征をしてきました。
名古屋行くにあたって、フォロワーの皆さんにおすすめのモーニングのお店を教えてもらっていたんだけど、どこにも寄れなかったことを白状しておきます。
宝塚観劇前に、ヅカ友さんとおしゃべりしていて、その流れでモーニング行ったので、結局、御園座の近くのチェーンっぽいお店に行きました。
でも、今回教えていただいたお店は、印刷して準備していたので、完璧に覚えたので、今度名古屋に行ったときにリベンジします（食いしん坊）！！
さて、それで、Perfumeのコンサートに初めて行ったんです。
10年くらい前に、いやもっと前だな、友達がPerfumeのコンサートによく行っていて、すごく楽しい、って話していて、私もPerfume好きだったので、とても羨ましかった。
私は、その頃収入のない大学院生で（むしろ奨学金を借金してるよね）お金も時間もなくて、コンサートって遠い世界の話だった。
働きだしてからも、若い頃にコンサート行ったりしていないから、チケットの取り方がわからなくて、Perfume人気ありそうだし、チケットを取る意欲もなく日々が過ぎてた。
でも、一生に一回はPerfumeのコンサートに行きたいと漠然と思い続けていて、気付いたら、私はなかなかの観劇おたくになっていて、チケットの取り方がわかるようになっていて、Perfumeのドームコンサート開催を知って申込んだら当たったので、満を持して参戦しました。
友達のいない私は、音楽好きな義理の妹に一緒に来てもらいました（けっこう仲がいい）。
それで、コンサートなんですが、まず、登場シーンで三人がかっこよくて驚いた。
私、Perfume見たら「か、かわいい～～～～～～♡♡♡」ってなると予想していたんですよ。
それが、登場した瞬間、かっこよかった！
私はスタンド席だったから、三人は米粒ではないけど、ミニチュアのお人形みたいサイズ感だったけど、それでもかっこよく見えた。
それが、数曲歌って、MCを始めると、途端にフワフワしたトークを繰り広げていて、そのギャップに驚いた。
Perfume、マイペースな話し方するの知ってたけど、音楽と本人たちの人間性にこんなにギャップあるんだ！っていう。
それで、私が見た前日が、あーちゃんのお誕生日だったらしく、あーちゃんがお誕生日を迎えると、Perfumeは全員が31歳になったらしい。
31歳って、アイドルとしてはマイナスだろうに*2、あーちゃんは31歳を連呼していて、31歳推しがすごい。
あーちゃんが、日本では、若い方がいいとされていて、若いアイドルがどんどん出てきてるのに、31歳までPerfumeをやれていて嬉しい、こんな現実があるとは想像もしていなかった、みたいなことを言うんですよ。
私は泣けた。
コンサート全体を通して、
Perfumeが31歳でもかっこよくて、かわいくてキラキラしていたので、世間一般イメージから勝手に自分の限界…自分で限界を作って諦めるのはやめよう、って思ったんですよね。
たとえば、難病だと不幸
アラフォー独身だと寂しそう、かわいそう
40歳過ぎた独身の女性は、職場ではお局でいつもイライラしていて不機嫌そう
…みたいな、それぞれの属性に、ステレオタイプの印象が自分の中にあって、それに合わせなきゃ、って合わせようとしている自分がいるんです。
世間がそう思ってるだろうから、そういう風に装っておくよ、みたいな。
なんて言うかな…難病持ちなんだから、幸せなわけないじゃん、みたいな世間の考えに合わせてしまう。
大変よね、って同情されたら、大変な話を披露してみたり。
難病で、アラフォー独身のくせに幸せ感じてたら申し訳ない、って気持ちが私の中にあったなぁ…って思ったんですよね。
たとえば、別に、私は実はけっこう幸せなんだけど、IBD垢では幸せなことはつぶやきにくくて、体調悪いとか、精神的に不安定とか、そういうことをつぶやいておいたほうがいいかな、っていう忖度をしていたりさ。
アラフォー独身って、肩身は狭いけど、世間体を気にしなければ、かなり最高で、私は人生楽しんでいるはずなんだけど、お嫁に行けなくて無念みたいなこと言わなきゃいけないって感じてたり。
Perfumeは、自分たちで、自分たちの限界を勝手に作って、諦めることをしてこなかったんだろう。
そして、それはできることなんだな、って。
そんなことを勝手に受け取ってきました。
だから、私は、これからは不幸ぶらないようにします。
世間はこう感じるだろうから、ってところに合わせないようにする。
難病でも、独身でも、めっちゃ幸せだな！！っていつも思えるように日々を過ごしていきたい。
こんな感想とは別に、コンサートは最高で、今も、通勤中にベストアルバム聴くと、一瞬でコンサートに戻れます。
それでは、最後に大好きなひつまぶしを載せておきます。
