ハッピーライフ  潰瘍性大腸炎の話をしよう

潰瘍性大腸炎歴10年アラフォー公務員の日記です。病気と仕事とプライベートのベストバランス、食べたいものと、腸子がよくなる食事を日々実験。

潰瘍性大腸炎と仕事

こんばんは、ダニエルです。

 

潰瘍性大腸炎になると、医療費がけっこうかかります。通院はそれほどでもないのですがお薬代が高額です。

潰瘍性大腸炎は、指定難病なので、特定医療費受給者証により、月の医療費に限度額が適用されます。私の場合は限度額が2万円なので、2万円以上は払わなくてもいいのですが、毎月2万円近くは薬代を支払ってます。

この2万円を払うために、収入源は必須です。私の場合、収入源はお給料ですので、潰瘍性大腸炎と仕事について取り上げます。

 

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潰瘍性大腸炎と付き合いながら働く

 

潰瘍性大腸炎は、寛解期と活動期があり、重症の場合は入院となります。

また、寛解期であっても寛解を維持するために内科治療のため、定期的な通院が必要となります。

こういった事情があるので、入院のリスクや、定期的に通院のため仕事を休む場合があります。

 

 

2私の選んだ仕事ー公務員

 

私は、発症時は資格試験受験中で無職でしたが、発症して2年後ほどに公務員になりました。この選択は、概ね正解だったと思ってます。

なんといっても、公務員は安定しています。入院での病休や、毎月の通院で休んでもクビになることはありません。*1その安心感は計り知れません。

 

とはいえ、公務員といっても様々な職種があります。

私は、結構忙しい部類の公務員です。この仕事を選んだ当時は、バリバリ仕事することへの憧れが強く、激務の公務員を自ら選んだのですが…実際に、勤務してみると、やはり激務だと体調崩すことが多かったです。

 

 

3職場でのカミングアウトについて

 

実際に、他の方がどうされているのかわからないのですが、私は職場の直属の上司には潰瘍性大腸炎について伝えています。

正直に言うと、別に知らせたくはないのですが、毎月通院のためちょくちょく休むので、休む理由として伝えた感じです。直属の上司以外の同僚に伝えるかどうかは、その職場の雰囲気によって変わります。

同僚の家族の状況や、病気について頻繁に話す職場の時は、自分の病気についても伝え、そういったプライベートなことは話さない職場の時は、直属の上司にだけ伝え、同僚には特に伝えないといった具合です。

 

ちなみに、上司に言うときは、「安倍総理と同じ病気です」と説明すると一発でわかってくれるので、便利です。

 

 

4激務だと体調悪くなる

 

私の場合は、海外出張の多い職場や、仕事量が多く、毎日遅くまで残業で土日も出勤の職場の時は、体調崩すことが多かったです。

仕事が忙しいと外食が続き、食生活が乱れ、睡眠も減るので、免疫力がますます下がり、軽い風邪を引いただけだったのが重症化し、肺炎になって、入院…という事態に2回陥りました。

 

今は、激務職場からの異動をお願いし、比較的余裕のある職場なので、体調もいいです(出世コースからは外れている気はしますが…)。

 

 

5バランスのよい働き方を模索中

 

私は、仕事していることで自尊心が保たれていたので、忙しい仕事をしている自分に価値がある、と思い続けてきたんですけど、激務は身体がついていかなかったので、無理するのをやめたところです。

そうは言っても、仕事が自分のプライドを保つための支えなところもあるので、あまりにラクな仕事していると自分に価値はあるのか…?って気になるので、身体の快適さと、精神的なバランスのとり方を試行錯誤しています。

 

これからも、収入源の確保のため、仕事は続けるので、無理せず、バランスのよい働き方を模索していきます。

 

同じ病気の皆さま、身体の様子をうかがいながら、働いていきましょうね~!

 

 

 

 

*1:病休日数が増えると、減給の可能性はあるので、入院は避けたいですが