潰瘍性大腸炎発症時に支えになった本
こんばんは、ダニエルです。
最近は、土日は、予定がなければ、家にいて安静に過ごすのが好きです。
もともとは、一日中予定を入れたいタイプなのですが、あんまり無理すると、体調崩しがちなので、気を付けるようになりました。
さて、今回は、私が発症時に支えられた本について紹介します。
1 潰瘍性大腸炎になったとき
前も記事にしましたが、私は潰瘍性大腸炎になった頃、資格試験を目指す大学院生で、無職の無収入、好きな人には二股かけられているという、どん底状態でした。
今、書いてみると笑えるくらい最悪ですね。
潰瘍性大腸炎は、はっきりとした原因はわからないけど、食生活、生活習慣、ストレスが原因ではないか、とされています。
食生活、生活習慣はまたいずれ取り上げるとして、ストレス、ですよ。
潰瘍性大腸炎になった頃、確実にストレスがありました。
発症して入院した直後は、身体がつらくて、未来のことを考える余裕はありませんでした。
それが、数日たつと、難病ですから、もう人生終わったな…どうやって生きていけばいいのかな…と、茫然自失状態でした。
2 本との出会い
幸い、私は家族との関係はよく、入院中は家族がしばしばお見舞いに来てくれてました。
入院生活って、寝るぐらいしかすることないから、体調が落ち着いてくると暇なんです。
そんな頃に、母が職場の人がはまっているから、って勧めてくれた本が私の支えになりました。
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(私が当時読んだのは、単行本でしたが、今は文庫本しかない様子)
いや、めっちゃスピリチュアルやん。
ざっくり言うと、いつも明るい気分でいて、プラスのパワーをためると、いいことが起こる、という内容です。*1
私、もともとシニカルというか、小馬鹿にしているというか、元気なときならスピリチュアル本は斜め上から読むタイプ。
普段なら、読んでも、素直に心に入ってこない可能性がありました。
それが、とてつもなく心身が弱った状態だったので、本の内容がスポンジに水が染み込んでいくように、腑に落ちました。
3 腑に落ちたこと:プラスのパワーの重要性
私は、発症当時、確実にストレスがあったし、悩みまくって悶悶としてました。
それで、悩んでたら、悩みが解決したかというと、全然しなくって、むしろ難病になりました。
悶悶とした気持ち(マイナスの気持ち)でいると、いいことなんて起こらないんだ!
これまでの私の考え方が悪かったのかも。
思考方法を変えないと、病気が治らないな、って心底思いました。
それはもう、この手に触れているものが水なのか、ってヘレン・ケラーが急に悟ったように、この考え方(悩むのが好き)のせいで、病気にまでなったんだ!
二度と悩むのはやめよう!って強烈に決意しました。
そして、藁にすがる思いで、本に書いてあることを実行するようになりました。
4 変わり始めた状況
この本では、日常生活でプラスのパワーを貯める方法として、
・日常生活の小さなことにイライラしない
・いつも笑顔で過ごす
・自分の行いをよくする
などが紹介されてました(他にも多数、例があがってますので、よければ読んでみてください)。
とりあえず、入院中にできることとして、なるべく穏やかに過ごして、主治医や、看護師さんに感じよくしたり、自分の気持ちをいい状態にキープすることに気を付けるようになりました。
そうしたら、不思議と気持ちも明るくなるし、周りも優しくなるんですよね。
徐々に、体調も、それ以外の環境も私にとって快適になってきました。
5 前向きになれるツールを見つけよう
その後、私はますますスピリチュアル本にはまり、スピ本が心の支えになりつつ、体調が回復したし、公務員になれたし、難病になってからの人生を前向きに過ごせてます。
今は、スピ本を熱心に読むことはないけど、それでも私の考え方のベースにはスピリチュアル的な思考が根底に流れているし、弱ったときには読んで、励まされてます。
前向きになるツールの一つです。
私にとっては、スピ本が支えでしたが、人によって支えになるものは違うでしょう。
特に、この病気はストレスが原因だから、何かストレスを軽減できるツール(考え方)を見つけておくと、安心です。
というわけで、潰瘍性大腸炎発症時に、私が支えてもらった本として、浅見帆帆子さんの「あなたは絶対!運がいい」を紹介しました。
浅見さんは、この後もたくさんの本を出版されてますが、この本は、わかりやすい文章でスルスルと読めるので、おすすめです。