ハッピーライフ  潰瘍性大腸炎の話をしよう

潰瘍性大腸炎歴10年アラフォー公務員の日記です。病気と仕事とプライベートのベストバランス、食べたいものと、腸子がよくなる食事を日々実験。

病気ですごく損をしてきたのかもしれない(恋愛編)

引き続き、この病気になって損してたのかもしれないなぁ、ってことを振り返っていきます。暗いシリーズです(笑)(笑うところではない)

 

恋愛自体は、私もうアラフォーなので、そういう気持ちが35歳過ぎた頃から全身から抜けていってて、完全に枯れてるので、記憶を必死で思い出しながら・・・って感じです。

本当に、いい年して不倫したりしてる人のガッツが羨ましい。その気力の源はなんなんだろう・・・

 

まあ、それはいいとして、まず、この病気だと恋愛の入り口が難しいよな、とは思います。

たとえば、いいな、と思う人と知り合ったとして、関係を深めていく時って、一緒に食事していく過程が必須じゃないですか。

その時の選択肢の少なさ。

デートっぽい食事と、おなかにやさしい食事の相性の悪さ。

私は、デートならイタリアンとかスペイン料理とか、エスニック料理に行きたいです(バブル世代っぽい?そこまでの世代ではないよ!)。日常と離れたもの食べたい。

さすがに初回デートでうどん屋さんは提案しにくいような・・・

初対面の人(紹介された)との食事で、初回を和食屋さんにしてもらったことはあったな。

映画デートでもさ、ポップコーン買おうか、ってなっても「うーん、ポップコーンかぁ・・・脂質・・・」とか思ってテンションいったん下がりそうだしねぇ。まだ、そういうの言えない関係性だった場合ね。

 

あと、大人の人だと、ちょっと飲みに行きませんか?ってお誘いも多かったりするけど(今はそもそもこの病気でなくても飲みに行って親交を深めることはないのか?世代的にわかんないけど)、私もお酒は好きだけど、身体としてはそんなに飲まないほうがいい、でもそれをどこまで説明するかな~って葛藤がありました。

あんまり飲まなかったら乗り気でないみたいな空気流れたりするのもね・・・

それで、たいして説明せずに、その時は付き合って軽く飲んだりすると、その後会うたびにお酒飲むデートになってしんどくなったりね・・・

 

毎日晩酌する人と付き合うのもしんどいなぁ、と思った。

自分もお酒嫌いなわけではないからさ。でも、私にとってお酒って特別なときに飲むご褒美(ただし危険を伴う)なわけで、それが日常化してる人と過ごすのはつらいなぁ、と思った。毎日飲むのは付き合えないし。

 

あとは、恋愛というか、結婚したかった時期に、付き合ってた人がいたんだけど(なんというか、最悪なんですが心の底から好きなわけではなく、年齢的に結婚に焦ってたから付き合ってたという・・・)、いざ結婚が視野に入ってきたら、その人と結婚するとなると、私は仕事を辞めて、その人の住んでる地方に行くことが前提になりそうだったんだけど、それが受け入れられなくて結婚に至らなかったことがあります。2回。

この病気があるので、病院代くらいは自分で稼ぎたいから、収入源確保しておきたいんですよね。

あと、今は関係がうまくいっていても、それがずっと続くとは限らないわけで、そうするとすべてを捨てて行く勇気が持てなかった・・・

別に病気と関係なく、単に私がネガティブで、今の生活を捨てる勇気がなかったとも言えるわけだけど、その根源にはこの病気による生活不安があるわけですよ。

 

女性ならではの悩みかもしれないけど、お世話されたいタイプの人と付き合うのもしんどかった。

体調悪いときは、それどころじゃないので。

自分のことするのも精一杯だから、それ以上に家事とか求められるとつらくて・・・。

そういうの求めない人と付き合えばいいんだよね。

でも、もともとが真面目で、人に好かれたくて無理するタイプなので、やりたくもないことやって疲れてたりしました。

 

今の若い人たちの恋愛のスタートの仕方がよくわからないんだけど、最近の子たちはお酒飲まないと聞くし、無理せず等身大で付き合ってそうな印象あるので、そこまでデートだから、って肩ひじ張らずに自然体で向き合えてるんですかね?

 

とりたてて結論にたどり着けてないんですけど、まあ、私自身恋愛に苦手意識しかないからだと思う。