ハッピーライフ  潰瘍性大腸炎の話をしよう

潰瘍性大腸炎歴10年アラフォー公務員の日記です。病気と仕事とプライベートのベストバランス、食べたいものと、腸子がよくなる食事を日々実験。

潰瘍性大腸炎と海外生活

こんにちは、ダニエルです。

 

ツイッターで、UCだけど、海外生活したいな、ってつぶやきを見つけました。

私は、発症してから、海外旅行と、海外生活の経験があるので、それについて。

 

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1 海外旅行なら気にせずトライすれば

海外旅行…ちょっと不安かもしれないけど、1ヵ月内なら、気にせず行けばいい。

 

まず、体調が安定しているのは前提です(さすがに入院の可能性があるような時期はおすすめしない)。

 

旅行となると、外食が続くけど、海外とはいえ、おなかに衝撃が少なそうなものを選んで食べてれば、そこまで問題ないかと。

長期滞在なら、食事を自分で作れるところに泊まって、食材も少し持参して、たまに自炊できるとおなかも落ち着きそう。

 

私は、発症後にフランス、バリ、グアム行ったけど、そこまで気を付けることなく、わりと普通に楽しみました。

 

食事で、一番難しかったのは、フランス。

美味しいものは、脂質の多いものなので、避けるべきだけど、ここまで来てるから食べたい…!みたいな。

結果として、あまり我慢せず食べてました。こってりしたフレンチや、バターたっぷりのオムレツ(モンサンミッシェルの!)、繊細で美しいスイーツ、チョコレートなどなど…

 

私の場合は、腸子悪くても、プレドネマ直腸すると安定することが多いので、プレドネマは持参してました。

 

 

2 海外生活はどうか?

私、発症後に2年間の海外生活を経験しました。

学生時代に留学経験があって、大人になってもう一回海外生活したかったんです。

 

ちなみに行ったのは中国。

本当は英語圏がよかったけど、職場から派遣がある海外は英語圏はなかったので、消去法で選びました。

 

結論から言うと、海外生活は心配が多いからあまりおすすめしないけど、人生の中でどうしてもトライしたいのであれば、やってみればいい。

 

まず、お薬については、私が行った頃は、半年分までは処方してもらえたので、半年ごとに一時帰国して、お薬をもらうかたち。

 

通院も、お薬の処方と同じく、半年に一回。

 

何かあったときは、現地で病院に行く必要があるけど、海外といっても、日本人のお医者さんがいる地域もあるので、なるべくそういう地域がおすすめです(日本人が多く在住している地域)。

そうでないと、現地の病院に行くことになるけど、外国語で病気について説明するのは、とてもしんどい。

 

海外派遣者は、海外旅行保険入る人が多いでしょうけど、病気もちの人は必ず入ったほうがいいです。治療費がカバーされるし、言葉が通じない場合は一緒に病院に行ってくれるサービスもあったりする。

 

それでも、私はどうしても体調悪くて一時帰国したこともあったので、なるべく近い海外のほうが安心です。

 

食事は、日本にいるときよりも気を付ける必要があります。

たまに外食、基本は自炊で。

日本食ほどおなかにいい食事はないと思う。

海外だと、日本食の食材もなかなか手に入れられないので、持参するか、送ってもらうか、日系のスーパーで買ったり、他のアジア系のお店で買う必要があります。

 

 

3 海外生活の何が危険か

 

私の経験だけど、海外駐在って、飲み会が多い。

海外派遣だと、現地で人脈作るのも仕事のうちなので、飲み会に出るのは必須。

飲み会といっても、アルコールを飲まなくてもいいんだけど、私は自分を勢いづけるためにも飲んで、おなかゆるくなってました。

あと、中国ならではかもしれないけど、宴会で一人ずつ挨拶してから乾杯する文化があって、それがつらかったな~

 

白酒(バイジウ)っていうアルコール度数50度のお酒を一気飲みしなければいけないんだけど(アルハラやん)、喉がやけるように熱くなる。

そういう現地の飲み会が仕事の一環だったので、つらかったですね。

 

そういう飲み会に出なくていい立場で、食事のコントロールが自分でできるなら、海外生活は大丈夫なのではないかな?と思ってる次第です。

 

 

4 したいことはやってみよう

 

私は、海外派遣中に、体調悪くて早く帰国したい…ってなった時期もあったけど、やはり挑戦したいことだったから、してよかったと思ってます。

 

今後も、職場から海外派遣の可能性はあるけど、出張はともかく滞在は断ろうと思ってます。

やっぱり、飲み会があるのがネックですね。

それがなければ、全然いいんだけど。

 

病気だと、自分を制限しがちだけど、痛い目をみることがあっても、挑戦してみると気持ちは晴れやかになると思います。