【UCあるある】潰瘍性大腸炎患者の入院生活
こんにちは、ダニエルです。
これまで、我が家で入院すると言えば、私だったんですが、このたび、母親が脳梗塞で入院しました。
まだ母親は入院中なんですが、少し見通しがたったので、ちょっと安心してるところです。
それで、今回珍しくお見舞いに行く側を経験してます。
こちとら、鼻をかむように入院してる身(うそ。よく聞くフレーズを使ってみたかっただけ。さすがにその頻度で入院はしていない)なので、入院生活は慣れたものです。
この病気の人は、入院経験ある人が多いのでは?
今回は、入院生活あるあるや、潰瘍性大腸炎ならではの入院にまつわるエピソードを取り上げます。
1 入院中はとにかく眠い
入院中、驚くほど眠れます。
病気によるのかもしれませんが、誰もが身体に不調があるわけで、身体が休息を求めているのか、普段以上に眠れます。
そもそも病院は、消灯時間がありますしね。
私が入院する病院は、22時消灯でした。
さすがに、22時には寝られないんですけど(日中もよく寝てるんで)、周りは高齢の方が多いので、ガチで寝られてますね。
日中も、ちょくちょく寝てるけど、それでも、夜も眠れます。
入院中の一番の娯楽は、睡眠です。
2 とにかくヒマ
普段は、仕事で忙しかったりすると、時間がほしいな~~~と渇望するけど、入院中というのは、まあ、ヒマ。
ベッドの上にいるだけですから。
行ける場所と言えば、病院内の売店か、図書室(それも、点滴を引き連れながら)。
急に与えられたヒマな時間に何をすればいいのやら、ってなります。
私が初めて入院したのは10年前だったので、その時は、病院内の図書室で本を借りてきて、読書三昧でした。
入院中は、重い文章を読む気力がないのもあって、漫画ばかり読んでました。
昨年入院したときは、スマホばっかり見てました。
スマホすごいですよね、これさえあれば、何時間でも過ごせる。
必要なら仕事のメールもできるし、ブログも読めるし、漫画も読めるし、ゲームもできるし。
ただ、日中は、ツイッターのタイムラインが全然動かず、こんなヒマなのは私だけか?って孤独を味わったりしますが。
3 筋肉が落ちる
一日中、寝てるので、筋肉が落ちます。
なるべく歩くといっても、病院内には限界があります。
退院後、体力落ちるのに気付くんですよ。
4 看護師さんのやさしさに涙する
看護師さんって、本当にやさしいんですよね。
看護師という職業を選んでいる時点で、一般人よりやさしさ成分が多い気がする。
看護師さんにやさしく対応してもらうたびに、私は仕事で関係する人にここまでやさしくできてるかな~…って考えさせられますね。
5 UCならではー食事への関心が高まる
入院中の楽しみと言えば、食事です。
病院の食事は美味しくないと言われるけど、それでも食事は楽しみですよね。
それが、潰瘍性大腸炎での入院だと、絶食だったりして…!
同室の皆さんに食事が運ばれて、いいにおいが漂っているのに、自分には何もこず、耐えるのみ…
あれは、つらい。
持論として、こういう病気になると、逆に食への執着が強まると思っているんですが、その原因は、この絶食にあるのでは、と分析してます。
6 UCならではーお菓子など差し入れNG
外科系での入院だったら、問題ないんでしょうが、消化器系での入院だと、食事制限してますし、お菓子もジュースもNGです。
これは、寂しいですよ。
売店行っても、眺めるのみ。
やっぱり、こういう経験で食への執着が強まるんですよ。
書いていて、思い出しましたけど、入院で最もつらかったのは、絶食です。
あれで、けっこう人生観変わったというか…しつこいですけど、食への関心が異様に高まりました。
入院…決して楽しいものではないですけど、あんなに上げ膳据え膳な状況はないですよね。貴重な経験です。
今、入院されてる方は、つらいことも多いだろうけど、人生の休憩時間だと思って、自分を責めずに、のんびり過ごしてくださいね。