ハッピーライフ  潰瘍性大腸炎の話をしよう

潰瘍性大腸炎歴10年アラフォー公務員の日記です。病気と仕事とプライベートのベストバランス、食べたいものと、腸子がよくなる食事を日々実験。

【UCあるある】潰瘍性大腸炎患者の入院生活

こんにちは、ダニエルです。

 

これまで、我が家で入院すると言えば、私だったんですが、このたび、母親が脳梗塞で入院しました。

まだ母親は入院中なんですが、少し見通しがたったので、ちょっと安心してるところです。

 

それで、今回珍しくお見舞いに行く側を経験してます。

 

こちとら、鼻をかむように入院してる身(うそ。よく聞くフレーズを使ってみたかっただけ。さすがにその頻度で入院はしていない)なので、入院生活は慣れたものです。

この病気の人は、入院経験ある人が多いのでは?

 

今回は、入院生活あるあるや、潰瘍性大腸炎ならではの入院にまつわるエピソードを取り上げます。

 

 

1 入院中はとにかく眠い

 

入院中、驚くほど眠れます。

病気によるのかもしれませんが、誰もが身体に不調があるわけで、身体が休息を求めているのか、普段以上に眠れます。

 

そもそも病院は、消灯時間がありますしね。

私が入院する病院は、22時消灯でした。

さすがに、22時には寝られないんですけど(日中もよく寝てるんで)、周りは高齢の方が多いので、ガチで寝られてますね。

 

日中も、ちょくちょく寝てるけど、それでも、夜も眠れます。

 

入院中の一番の娯楽は、睡眠です。

 

 

2 とにかくヒマ

 

普段は、仕事で忙しかったりすると、時間がほしいな~~~と渇望するけど、入院中というのは、まあ、ヒマ。

 

ベッドの上にいるだけですから。

行ける場所と言えば、病院内の売店か、図書室(それも、点滴を引き連れながら)。

 

急に与えられたヒマな時間に何をすればいいのやら、ってなります。

 

私が初めて入院したのは10年前だったので、その時は、病院内の図書室で本を借りてきて、読書三昧でした。

 

入院中は、重い文章を読む気力がないのもあって、漫画ばかり読んでました。

 

昨年入院したときは、スマホばっかり見てました。

スマホすごいですよね、これさえあれば、何時間でも過ごせる。

必要なら仕事のメールもできるし、ブログも読めるし、漫画も読めるし、ゲームもできるし。

 

ただ、日中は、ツイッターのタイムラインが全然動かず、こんなヒマなのは私だけか?って孤独を味わったりしますが。

 

 

3 筋肉が落ちる

 

一日中、寝てるので、筋肉が落ちます。

なるべく歩くといっても、病院内には限界があります。

 

退院後、体力落ちるのに気付くんですよ。

 

 

4 看護師さんのやさしさに涙する

 

看護師さんって、本当にやさしいんですよね。

看護師という職業を選んでいる時点で、一般人よりやさしさ成分が多い気がする。

 

看護師さんにやさしく対応してもらうたびに、私は仕事で関係する人にここまでやさしくできてるかな~…って考えさせられますね。

 

 

5 UCならではー食事への関心が高まる

 

入院中の楽しみと言えば、食事です。

病院の食事は美味しくないと言われるけど、それでも食事は楽しみですよね。

 

それが、潰瘍性大腸炎での入院だと、絶食だったりして…!

 

同室の皆さんに食事が運ばれて、いいにおいが漂っているのに、自分には何もこず、耐えるのみ…

 

あれは、つらい。

 

持論として、こういう病気になると、逆に食への執着が強まると思っているんですが、その原因は、この絶食にあるのでは、と分析してます。

 

 

6 UCならではーお菓子など差し入れNG

 

外科系での入院だったら、問題ないんでしょうが、消化器系での入院だと、食事制限してますし、お菓子もジュースもNGです。

 

これは、寂しいですよ。

 

売店行っても、眺めるのみ。

やっぱり、こういう経験で食への執着が強まるんですよ。

 

 

書いていて、思い出しましたけど、入院で最もつらかったのは、絶食です。

あれで、けっこう人生観変わったというか…しつこいですけど、食への関心が異様に高まりました。

 

入院…決して楽しいものではないですけど、あんなに上げ膳据え膳な状況はないですよね。貴重な経験です。

今、入院されてる方は、つらいことも多いだろうけど、人生の休憩時間だと思って、自分を責めずに、のんびり過ごしてくださいね。